大阪平野ロータリークラブ 会長 宮田天風
この度、大阪平野ロータリークラブ第48代会長を務めさせていただきます宮田天風です。
2013年2月に倉岡会員の推薦で入会させていただきましたが、当時、私は場違いなところに来てしまったという思いで、例会に参加するのが少し辛かったと覚えています。私は今年入会9年目でロータリアンとしてまだまだ未熟ですが、今年は60歳で還暦となる節目の年であり、大阪のロータリーも100周年にあたる節目の年となります。
私に与えられた一年を会員皆様と共に精一杯頑張る所存です。
「イマジン ロータリー」~ IMAGINE ROTARY ~
「世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力とつながりを生かしましょう。昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです。」
ジェニファー・ジョーンズ会長は、会員が夢を実現するために行動し、クラブの魅力を最大限に味わえる場としてのロータリーを思い描き、互いのつながりを深めることによって世界に変化をもたらすパートナーシップを築くよう会員に呼びかけています。
多様性DIVERSITY:人々の生い立ち、経験、アイデンティティ(年齢、民族、人種、肌の色、障害、学習スタイル、宗教、信条、社会経済的立場、文化、婚姻状況、使用言語、性別、性的指向、ジェンダー自認などを含む)がさまざまであること。
公平さEQUITY:すべての参加者がそれぞれのニーズや状況に応じて、親しみやすく生産的な経験が得られるよう、さまざまなレベルの支援、機会、資源を提供すること。
インクルージョン(開放性) INCLUSION:すべての人が歓迎され、尊重され、大切にされる経験を創造する事。
➢ポリオ根絶のために∗アドボカシー活動とファンドレイジングを推進します。
➢地域調査に基づいた、持続可能でインパクトをもたらす奉仕を強化します。
➢メディア、ソーシャルメディアや地域社会で、クラブと地区のインパクトを紹介し、公共イメージ向上を推進します。
➢あらゆる背景を持つ人、人生のさまざまな段階にある人のためにロータリーへの新しい経路を開き、多様な人々の参加を促し、その貢献を尊重します。
➢全クラブが将来のビジョンや中期計画を策定するよう推奨します。
➢さらに多くの会員が惹きつけられる新しいプログラムや行事、学びの機会を創出します。
➢クラブが毎年ロータリー賞の受賞を目指すことを推奨します。
➢変わりゆく世界で国際的な発言力を高め、新しい機会を追求し、ロータリアンや ローターアクターが地域で、国際社会で活躍するためのより多くの道をつくって いきます。
➢社会により良く奉仕するために、新しい人たちにオープンになり、テクノロジー、社会の変化に迅速かつ恐れずに適応していきます。
∗アドボカシー活動:一人ひとりが問題について知り、その原因について声をあげ、解決のために出来ることを訴えていく活動
今年度クラブ目標は、この2年間以上にもわたり新型コロナの影響で親睦活動や奉仕活動が十分行えなかったことから、今年度はコロナが終息しロータリー活動が行えると信じ「親睦と研鑽 Let’s do it ! Let’s enjoy !」としました。
RI、地区の方針に沿って活動をしていくのはもちろんのことですが、会員の皆様がこの大阪平野ロータリークラブに入ってよかったと思ってもらえるようなロータリーライフになるようにしていきたいと思っております。先ずは会員同士の親睦を深め、目的、目標に向かって手をたずさえていく仲間を作り生涯の友となれればと願っております。
今後の奉仕活動は調査・発掘・実施・検証ということは皆様もご承知のこととは思いますが、今年度も引き続き継続するべきものは継続し、新たな活動についてはそれぞれの委員会によりしっかり調査して実施していきたいと思います。
国際奉仕についても今年度は調査からはじめて、国際奉仕活動の経験のない会員方にも参加していただき、奉仕の感動を体験していただきたいと思います。
また、昨年から始めている地久里会員による細則・ロータリーに関する勉強会も月一回行っております。役員・理事はもとより会員の皆様にも復習の意味でも受講していただきたいと思います。
そして、今年は創立50周年に向け実行委員会の立ち上げもしなければいけない年度であると考えます。大阪平野ロータリークラブの大きな転換点ともいえる50周年に向け、より良いクラブになるように役員理事一丸となって頑張っていきますので皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。
ロータリークラブは、地域に根ざした奉仕活動をベースに国を越え民族を越えて、人類の幸福と平和な世界の実現を目指しています。
自企業の活動を通じて社会的責任を果たし、さらに会員同士の親睦を深めながら、他人のことを思いやり他人のために尽くす奉仕の心を実践することにある。
ロータリークラブは、職業の違いを越えて、人道的な奉仕を行い、世界の人々との親善に努め、その平和の確立に寄与することを目指している事業又は専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体です。1905年2月23日アメリカのシカゴで弁護士ポール・P・ハリスが「お互いに心を許しあい、語り合える団体を作れないものか」と考え3人の友人と会合を開いたのが、ロータリークラブの始まりであります。会員が持ち回りで集会を各自の事務所で開いたことから名づけられました。
その後世界中に広められ、201の国と地域においてクラブ数は35,787、会員数1,214,364人(2019.2.15 RI公式発表)に達しています。我が国では、1920年(大正9年)当時三井銀行の重役であった米山梅吉氏によって東京に創立されました。今日では、クラブ数2,246、会員数86,980人に達し、アメリカに次ぐ世界第2位のロータリー国であります。
ロータリークラブの会員には、社会の第一線で活躍されている会社の経営者、役員や医者、弁護士、税理士、会計士など専門職務に従事されている方に入会資格があります。ご自分の職業を愛し、努力している人で、社会の人々の為に何か役に立ちたいという心をお持ちの方、知性と友愛の精神を尊重し実践しようと努力されている方が会員として最適です。
ロータリークラブは多くの友人を作り、会員相互の親睦を第一義とした団体です。例会出席によって親睦が生まれ、異業種交流の場でもあります。心の許せる友と語り合い、学び合い、信頼を深め、有益な情報を交換するのです。毎週1回1時間の例会を楽しみながら人間として、また職業人として成長する機会を与えられる独特の集会ということができます。
善意あふれる会員相互の親睦と信頼は高揚し、親睦活動を通して生まれたエネルギーは、世のため、人のためへの奉仕の心を芽生えさせ、奉仕の心の実践へと広がっていきます。ロータリークラブは数多くの奉仕活動を行なっています。が、本来慈善団体でも寄付団体でもボランティア団体でもありません。身体の不自由な人に杖や道具を用意するのではなく、そっとそばに寄って静かに手を差しのべ、共に体温が分かち合えるようにするのがロータリアンです。
ロータリークラブの奉仕活動は原則として一人一人を単位として、自らの意志で参加していくことが基本です。また、一方では、クラブ単位あるいは、すべてのロータリークラブがまとまって行なう奉仕活動も盛んに行なわれていますロータリアンの奉仕活動は各人の職業を通して、また、家庭生活・社会生活を通して実践されます。すなわち、職業上では社員や関係先に満足が与えられるようにと心を配ります。また、地域社会の弱者への手助けをし、国際社会では飢餓の救済や疾病の撲滅、奨学生の交換や派遣など具体的な成果を数多く挙げています。
大阪平野ロータリークラブの例会は、毎週木曜日の難波のホテルモントレグラスミア大阪23階で昼食会として1時間行なっています。 会員はこの例会に出席する権利と義務があります。都合により所属クラブの例会に欠席する場合は、前後各2週間の間に他のクラブ例会に出席すれば所属クラブ例会出席のクレジットが受けられます。要は世界中どこのクラブにでも出席できる権利があるのです。 例会前半は、クラブの仲間と食事を戴きながら会話をしたり、クラブの連絡事項や報告を聞いたりします。 例会の後半は、会員やゲストスピーカーによる卓話の時間です。新しい情報や、珍しい話や、楽しい話に耳を傾ける時間です。 ときには夕方の懇親パーティーや家族親睦会など多岐に亘るプログラムが企画されます。また、大阪平野ロータリークラブでは、同好会も盛んで、ゴルフ、野球、釣り等々仲間との交流が楽しめます。
ロータリークラブの運営は会員全員で行ないます。会員はすべて平等の立場で同じ権利と義務を有しています。ロータリークラブの役員はすべて1年で交代します。例会費、運営費など運営に一切の経費は全会員が拠出した会費で均等に負担します。
ロータリーは人生の道場です。会員には様々な職業の方がおり、例会を通じて様々な経験と知識をもった多くの友人を作ることができます。そして全員が教師であり、全員が生徒となってロータリアン個人の心の陶冶をすることができるのです。これらによってお互いの人生をより豊かなものとし、その心はよりよい地域社会づくりや平和な世界づくりの奉仕活動に向かうのです。そして地域社会や世界の人々から大きな共感を得てさらに奉仕の輪が広がっていきます。この喜びこそが私たちの誇りなのです。
あなた様のお越しを、私たちはみんなでお待ちしています。
日本のロータリークラブは1920年(大正9年)10月20日、当時の三井銀行 の重役であった米山梅吉氏が、初めて東京にこれを創立し、翌大正10年4月1日、世界で855番目のクラブとして加盟承認されました。現在、北海道から沖縄まで、 全国を34地区に分けて、クラブ数2,178、会員数127,263人を数え、世界でもアメリカに次ぐ規模を誇っています。
大阪平野ロータリークラブは1975年(昭和50年)2月20日創立、同年3月29日に承認され、活動が始まりました。国際ロータリー第2660地区(大和川を境とする大阪北部地域、クラブ数79、会員数約3,500人)に属し、大阪市 平野区を中心に活動しています。創立45周年余を迎え、地区内で選りすぐられた、ロータリーの思想に共鳴し理想にもえる多数の会員により、多くの奉仕活動を地域社会に対して精力的に行っています。
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。具体的には次の各項を奨励することにある。
- 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
- 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
- ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
- 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
言行はこれに照らしてから
- 真実かどうか
- みんなに公平か
- 好意と友情を深めるか
- みんなのためになるかどうか
例会場 | ホテルモントレグラスミア大阪23F 大阪市浪速区湊町1-2-3 TEL:06-6645-7111 |
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例会日 | 毎週木曜日 12時30分~13時30分 |
事務局 | 大阪市浪速区湊町1-2-3 ホテルモントレグラスミア大阪内 TEL:06-6630-1112 FAX:06-6630-1113 E-mail:hiranorc@lily.ocn.ne.jp |
入会金 | 20万円 |
会費 | 年会費 34万円(半年毎に納入) その他、例会以外の諸会合の参加負担金等があります。 |
会員数 | 51名(男性46名、女性5名) 平均年齢 56.82歳 最高年齢 88歳 最年少者 29歳 |
設立年月日 | 1975年2月20日 |