Rotary大阪平野ロータリークラブ

クラブの活動

第2044回例会報告 7月13日

2017年07月14日 (金)

本日の司会は毛利副会場監督です。

■来客紹介(加満多会員)

本日のゲスト
田賀健太郎さん(岡田会員の紹介)

■直前幹事 感謝状贈呈(加満多会員)

■委嘱状伝達
柿野会長より、委嘱状が伝達されました。
・国際ロータリー第2660地区 広報・公共イメージ向上委員会(田島会員)

■マルチプル・ポール・ハリス・ピンバッジ贈呈(友藤会員)

■会長の時間
平野区の誕生や歴史についてお話しされました。平野区の歴史は坂上田村麻呂の時代にまで遡ること、杭全神社や大念仏寺のこと、環濠自治都市として発達したこと、交通の要衝として度々戦火にも巻き込まれたこと、中央区の内平野町との関係、現在でも古地図通りに歩けるほど古い町並みが保存されていることなど、多岐にわたり簡潔に解説していただきました。

■幹事報告(宮田新幹事)
・7/6開催の定例理事会及び本日の臨時理事会の議事報告
・11/10、11開催の地区大会の案内
・10/7、8、9の秋のRYLAセミナー案内
・米山奨学生関西学友会の冊子の回覧
・7/15開催の地区公共イメージ向上セミナーのお知らせ
・7/20フォーラムの案内
・九州北部豪雨災害義援金のお願い
・次週は宮田幹事は欠席との連絡

■委員会報告

◎国際社会奉仕委員会(北井会員)
・8/3からのミャンマー訪問への参加依頼がありました。

■5分間情報(中村会員)
・今年度の5分間情報は、担当者が次回発表者を指名するリレー形式で行います。ただ単にロータリーの友の記事を紹介するだけでなく、自分の解釈や読み方などコメントをお願いします。今回はロータリーの友の編集構成や会員数一覧等について解説がありました。

■出席報告(山下会員)
・例会欠席時は、火曜日の朝一番までに事務局へ連絡を入れてください。

■ニコニコ箱報告(中村会員)

■卓話
今日は蔡会員の自己紹介です。
話しは①ご自身の生い立ち、②仕事のこと、③自らの思いや理念、に分けてスライドや動画を使用しながら分かりやすくお話しいただきました。

出身は台湾で5歳まで高雄で育ちました。高雄は日本で言うと山と海とビルのある、神戸のような町並みです。今も両親は高雄に暮らしています。
それから来日し、大阪の芦原橋あたりで学生期を過ごしました。そして日本で就職、あの楽天に入社しました。今は採用試験が難しくなっているようですが、当時は球団を買収した頃で、人手不足もありたいした試験もなく運よく入社できたのです。

最初はプログラミングの仕事に従事していましたが、ITに強かったことから三木谷社長ほか、幹部の方に重宝されました。しかしこのIT技術は社外でも活かせるとの思いから副業として個人事業を開始。ところがそれが会社にバレて、退職することとなりました。円満退社だったのですが、その後社内で副業調査が大規模に行われ、大きな影響があったようです。

仕事は①ホテル業、②AI開発事業、③人材マッチング事業を行っています。ホテル事業と言うのはほとんどが運営委託方式で行われており、自分もその形態です。ホテルとITは一体不可分の関係で、24時間人手に頼らなければならない事業体であるため、人件費削減、効率化のためにAIへ進出したと言うのがその経緯です。
また人材マッチング事業は、スマホで利用できるアプリを開発して、仕事を依頼したい人と受託したい人を結びつけるものです。ニーズは非常にありますので、今後、世界展開を考えています。

最後に自分の思いです。「品性高潔」という言葉を、座右の銘としています。実は18,9歳の頃、非常に荒れていた時代があり、友人もたくさん失いました。その反省もあって、この言葉をいつも胸に刻んで律しています。ただこの言葉に拘束されるがために好戦的になれないとか、むしろ自分がうまく表現できないこともあり、かえって誤解を招きかねないこともあって、悩んでいるところでもあります。このクラブには多くの経験者、人格者がおられます。皆様のご指導を受けてもっと成長して行きたいと考えています。

(編集雑記)
まだ30代前半!事業も先見性があり、語学も堪能。まさに若手のポープですね。