Rotary大阪平野ロータリークラブ

クラブの活動

第2083回例会報告 5月31日

2018年05月31日 (木)

日の司会は中村副会場監督です。

■来客紹介(山下会員)

■会長の時間
本日の会長の時間は、ロータリー草創期に尽力された方々の考えに触れるということで、ガイ=ガンデーガー元RI会長についてお話されました。当時日本は関東大震災に見舞われたのですが、多額の援助をして下さったそうです。
ガイ=ガンデーガー元RI会長は以下の主旨の考えを示されました。
①RCは人間性の向上、事業の発展のためにあること
②RCは業界職種全体の向上のためにあること
③RCは家庭、街、社会や国の向上のためにあること
④RCは上記3項目の学びの場であること
⑤究極の目的は真のロータリアンになること

非常に分かりやすい言葉で語っていただいたガイ=ガンデーガー元RI会長の理念を今一度、我々はかみ締める必要があるとして結ばれました。

■幹事報告
・6/1 台北遠東RC創立20周年記念式典、会長交代式があります。
・同日、八輪会が開催されます。
・6/7 例会終了後定例理事会があります。また同日18時より現年度次年度理事引継式を行います。

■委員会報告

◎広報公共イメージ向上委員会(田島会員)
・マイロータリーの登録のお願い。現在加入率60%、あと8名加入するとクラブ目標の80%となります。

■5分間情報(三野会員)~ロータリーへの思い~
・弁護士として相手方と話しをする機会があり、そのときに「私はロータリアンだ」と言う人があるそうです。恐らくその人は、「自分は社会的に信用のある人間だ」とか、「自分は正直な人間だ」ということを暗に言いたいのだと推測しますが、ロータリアンだからと言って必ずしもそうだとは限りません。
かつて企業不祥事が報道されたときも、その経営者はロータリアンだったことがたくさんあります。ロータリアンだから良い評価を受けるのではなく、ロータリアンとして何が出来るかを問うべきであると、問題提議されました。

■同好会報告

◎ゴルフ同好会(田中会員)
・6/9、10ゴルフコンペの件、案内に通しとの記載がありますが、昼食はちゃんと出ますので、誤解のないようにしてください。

◎内外経済懇話会(友藤会員)
・本日18時より、鶏一輪において第5回会合を開きます。

■出席報告(宮垣会員)

■ニコニコ箱報告(岩崎会員)

■月間卓話 「お菓子の文化 パートⅢ 金・平・糖」(矢地会員)
・3年半ぶりの担当だそうですが、本日はDVDを使用して、「金・平・糖」についておおよそ以下の内容を学びました。
・伝来とその歴史、種類、生産工程、原材料(砂糖)、機械設備、「金・平・糖」の特徴である角のことなど。
・室町期にポルトガルから伝来した「金・平・糖」は、日本人に愛され、江戸期には井原西鶴の文献にも登場するくらいとなりました。長らく手作業で作っていましたが、明治に入り機械化により生産量を大幅にアップさせることが可能となったそうです。
ただ完成するまでに2週間もかかることもあり、その効率の悪さもあって、現在では全国で僅か8件しか、製造元がないそうです。そんな中、災害時や自衛隊への非常食としても活躍している「金・平・糖」。文字と文字の間に・があるのは、それぞれの文字に意味があるからだそうで、糖はアメリカと中国を表し、金(繁栄)と平(平和)を希求するもの、なんだそうです。

■編集雑記
矢地さんは日本のお菓子文化を支えているのですね。名前にそんな意味があるなんて全然知りませんでした。そういえば、かつてお菓子はカルチャーだ、と矢地さんがおっしゃっていたのを覚えています。こういうことなんですね。