Rotary大阪平野ロータリークラブ

平野ロータリークラブについて

会長挨拶

会長  中村 仁一

会長方針  「ロータリーを学び、人生を豊かに」

ロータリーには学ぶべきことが沢山あり、そしてその学びにより各会員の人生が豊かになると考えています。過去の会長方針には「向上心、育てよう、研鑽、人生道場」といった言葉が並んでいます。私が考える学びは以下の通りです。

一つ目は、「職業奉仕」を学ぶことで自身の職業に対する倫理観や価値観が良い方向へ変化することです。高い倫理観を持ち提供するサービスを向上させることが自社の利益を向上させるという考え方、また、その学びを自社が属する業界に浸透させ、社会全体の職業倫理を高めるという考え方は、ロータリークラブ独自の考え方で他の奉仕団体にはありません。

 二つ目は「奉仕の心」を学ぶことです。ロータリークラブの奉仕活動は「魚を与えるのではなく釣り竿と釣り方を」という考え方で、困っている人が長期的に自立できることを念頭に奉仕活動を行うべきとするものです。また、アイサーブ・ウィサーブといった寄付するお金の集め方に対する考え方の違いを学ぶことにより、自分自身の成長につながるとともに人生観に良い影響があると考えています。

 三つめは「親睦」による学びです。ロータリークラブにおける親睦とは、単に仲良くするということだけではなく、経営者であり職業人としての課題や人生観、倫理観などについて、お互いに助け合って学びあうことを指します。他業種が混在しているロータリークラブでの親睦は有意義なものとなるでしょう。

 その他、卓話という機会を通じて人前でのプレゼン能力の研鑽、ロータリークラブという組織体系や意思決定プロセスなどを自社で取り入れることなど、沢山の学ぶべきことがあります。ただし、これらの学びは、自分自身の学びたいという意思の高低差によって得られる成果には大きな差異が生じるでしょう。

 職業人として同じ年会費を納め、同じ時間をロータリークラブの活動に充てるならば、より多くを学び、生きていくうえで必要なあらゆる事柄、すなわち各々の人生が豊かになるべきであるとの思いから「ロータリーを学び、人生を豊かに」を会長方針とさせていただきました。会員の皆様、どうぞ1年間よろしくお願い致します。

 

RI会長 ステファニー A. アーチック(Stephanie A. Urchick)氏

2024-25年度 「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)

ステファニー・アーチックRI会長エレクトは、ロータリーのマジックを強調します。ロータリー会員はプロジェクトを完了するたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、マジック(魔法)を生み出しているとアーチック会長エレクトは述べます。

 

McMurray(マクムーリー)ロータリークラブ

米国ペンシルバニア州

McMurrayロータリークラブ(米国ペンシルバニア州)所属。2024-25年度RI会長。RI理事、ロータリー財団管理委員、研修リーダー、ロータリー財団地域コーディネーター、RI会長代理など、RIで数多くの役職を歴任。また、3回の規定審議会で代表議員と特別議員を務める。

ロータリー戦略計画委員会とロータリー財団百周年記念委員会の委員長を務めたほか、選挙審査委員会と運営審査委員会を含むさまざまなロータリー委員会の委員を歴任。

1991年にロータリーに入会して以来、インドとナイジェリアでの全国予防接種日(NID)の活動、ベトナムでの小学校建設、ドミニカ共和国での浄水器設置など、さまざまな国際奉仕プロジェクトに参加。複数のスラブ語を学び、ウクライナの新会員の指導にあたったほか、ポーランドでは乳がん検診用のX線撮影装置と生検ユニットを病院に設置するロータリー財団補助金の調整を担当。ポーランドのクラクフ・ロータリークラブは記念冊子の中で、共産主義後のポーランドにおけるロータリーの復興を手助けした重要人物としてアーチック氏を挙げている。

現在は、人道的・教育的奉仕プロジェクトのために米国内のクラブ・地区がアルバニア、コソボ、ウクライナのロータリークラブとパートナーシップを結べるよう援助している。

高等教育、コンサルティング、エンターテイメント業界における職歴を有し、ペンシルベニア州立インディアナ大学でリーダーシップ研究の博士号を取得。ロータリー財団をはじめ数多くの地元機関・国際機関から賞や表彰を受けている。

<アーチック会長イニシアチブ>

最優先課題は会員増強を図る行動計画を推進すること

~3-Years Rolling Targets(3年間の目標)

https://www.japanrotary.club/3yeartargets

 

ロータリーのマジック~クラブでの体験を魅力的なものとする 

~ロータリーの行動計画、ロータリーの強さを維持するため

積極的な平和を通じて分断された世界を癒やすこと 

~4つのテストの重要性・ピースポール(平和の塔)プロジェクトの推進

継続性と変化のバランス

~前任者や後任者と協力すること・クラブが取り組んで来たことやクラブに根付いていることに目を向けること

 

2024-25年度 地区の年次目標

■優先事項1「より大きなインパクトをもたらす」の目標

・世界ポリオデイにおいて、ロータリーファミリーが一体となり、ポリオ根絶とローターアクトクラブの自立をめざすイベントを実施し、発信します。

・すべてのクラブによる財団補助金(地区補助金・グローバル補助金)活動を推進します。
(*特に能登半島地震への復旧・復興支援、平和の推進)

・財団寄付目標(年次基金寄付$150、ポリオプラス基金寄付$50、恒久基金寄付$30)を達成し、衛星クラブ等からの寄付を増進します。

・ローターアクトクラブはクラブまたは個人からの財団寄付合計$100を達成します。

・ニーズに合う奉仕がインパクトの大きな成果につながる事を確認します。

 

■優先事項2「参加者の基盤を広げる」の目標

・多様なクラブを広めます。

・クラブが自身の文化を大切にしつつ、変化に挑戦できるよう支援します。

 

■優先事項3「参加者の積極的なかかわりを促す」の目標

・あらゆる行事を学びの機会とし、会員の参加促進をめざします。

・DEIへのコミットメント、特にインクルージョンを強化します。

・米山記念奨学会を支援します。(ロータリアンは寄付目標30,000円)

・全クラブのクラブ優秀賞(旧ロータリー賞)受賞をめざします。

 

■優先項目4「適応力を高める」の目標

・四つのテストで物事を考え、適応力を高めます。

・地区チームのDEIを進めます。

・すべてのクラブ会員がMy Rotaryに登録し、活用できるよう推進します。

 

ロータリークラブの思想

ロータリークラブとは

ロータリークラブは、地域に根ざした奉仕活動をベースに国を越え民族を越えて、人類の幸福と平和な世界の実現を目指しています。

ロータリークラブの目的

自企業の活動を通じて社会的責任を果たし、さらに会員同士の親睦を深めながら、他人のことを思いやり他人のために尽くす奉仕の心を実践することにある。

ロータリークラブの誕生

ロータリークラブは、職業の違いを越えて、人道的な奉仕を行い、世界の人々との親善に努め、その平和の確立に寄与することを目指している事業又は専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体です。1905年2月23日アメリカのシカゴで弁護士ポール・P・ハリスが「お互いに心を許しあい、語り合える団体を作れないものか」と考え3人の友人と会合を開いたのが、ロータリークラブの始まりであります。会員が持ち回りで集会を各自の事務所で開いたことから名づけられました。

ロータリークラブの成長

その後世界中に広められ、201の国と地域においてクラブ数は35,787、会員数1,214,364人(2019.2.15 RI公式発表)に達しています。我が国では、1920年(大正9年)当時三井銀行の重役であった米山梅吉氏によって東京に創立されました。今日では、クラブ数2,246、会員数86,980人に達し、アメリカに次ぐ世界第2位のロータリー国であります。

ロータリー会員の資格

ロータリークラブの会員には、社会の第一線で活躍されている会社の経営者、役員や医者、弁護士、税理士、会計士など専門職務に従事されている方に入会資格があります。ご自分の職業を愛し、努力している人で、社会の人々の為に何か役に立ちたいという心をお持ちの方、知性と友愛の精神を尊重し実践しようと努力されている方が会員として最適です。

はじめに「親睦」あり

ロータリークラブは多くの友人を作り、会員相互の親睦を第一義とした団体です。例会出席によって親睦が生まれ、異業種交流の場でもあります。心の許せる友と語り合い、学び合い、信頼を深め、有益な情報を交換するのです。毎週1回1時間の例会を楽しみながら人間として、また職業人として成長する機会を与えられる独特の集会ということができます。

「奉仕」のめばえ

善意あふれる会員相互の親睦と信頼は高揚し、親睦活動を通して生まれたエネルギーは、世のため、人のためへの奉仕の心を芽生えさせ、奉仕の心の実践へと広がっていきます。ロータリークラブは数多くの奉仕活動を行なっています。が、本来慈善団体でも寄付団体でもボランティア団体でもありません。身体の不自由な人に杖や道具を用意するのではなく、そっとそばに寄って静かに手を差しのべ、共に体温が分かち合えるようにするのがロータリアンです。

「わたしは奉仕する 職場で、社会で、世界で」

ロータリークラブの奉仕活動は原則として一人一人を単位として、自らの意志で参加していくことが基本です。また、一方では、クラブ単位あるいは、すべてのロータリークラブがまとまって行なう奉仕活動も盛んに行なわれていますロータリアンの奉仕活動は各人の職業を通して、また、家庭生活・社会生活を通して実践されます。すなわち、職業上では社員や関係先に満足が与えられるようにと心を配ります。また、地域社会の弱者への手助けをし、国際社会では飢餓の救済や疾病の撲滅、奨学生の交換や派遣など具体的な成果を数多く挙げています。

ロータリーの例会は

大阪平野ロータリークラブの例会は、毎週木曜日の難波のホテルモントレグラスミア大阪23階で昼食会として1時間行なっています。
会員はこの例会に出席する権利と義務があります。都合により所属クラブの例会に欠席する場合は、前後各2週間の間に他のクラブ例会に出席すれば所属クラブ例会出席のクレジットが受けられます。要は世界中どこのクラブにでも出席できる権利があるのです。
例会前半は、クラブの仲間と食事を戴きながら会話をしたり、クラブの連絡事項や報告を聞いたりします。
例会の後半は、会員やゲストスピーカーによる卓話の時間です。新しい情報や、珍しい話や、楽しい話に耳を傾ける時間です。
ときには夕方の懇親パーティーや家族親睦会など多岐に亘るプログラムが企画されます。また、大阪平野ロータリークラブでは、同好会も盛んで、ゴルフ、野球、釣り等々仲間との交流が楽しめます。

ロータリークラブの運営

ロータリークラブの運営は会員全員で行ないます。会員はすべて平等の立場で同じ権利と義務を有しています。ロータリークラブの役員はすべて1年で交代します。例会費、運営費など運営に一切の経費は全会員が拠出した会費で均等に負担します。

ロータリーのよろこび

ロータリーは人生の道場です。会員には様々な職業の方がおり、例会を通じて様々な経験と知識をもった多くの友人を作ることができます。そして全員が教師であり、全員が生徒となってロータリアン個人の心の陶冶をすることができるのです。これらによってお互いの人生をより豊かなものとし、その心はよりよい地域社会づくりや平和な世界づくりの奉仕活動に向かうのです。そして地域社会や世界の人々から大きな共感を得てさらに奉仕の輪が広がっていきます。この喜びこそが私たちの誇りなのです。

あなた様のお越しを、私たちはみんなでお待ちしています。

日本のロータリーと大阪平野ロータリークラブ

日本のロータリークラブは1920年(大正9年)10月20日、当時の三井銀行 の重役であった米山梅吉氏が、初めて東京にこれを創立し、翌大正10年4月1日、世界で855番目のクラブとして加盟承認されました。現在、北海道から沖縄まで、 全国を34地区に分けて、クラブ数2,178、会員数127,263人を数え、世界でもアメリカに次ぐ規模を誇っています。

大阪平野ロータリークラブは1975年(昭和50年)2月20日創立、同年3月29日に承認され、活動が始まりました。国際ロータリー第2660地区(大和川を境とする大阪北部地域、クラブ数79、会員数約3,500人)に属し、大阪市 平野区を中心に活動しています。創立45周年余を迎え、地区内で選りすぐられた、ロータリーの思想に共鳴し理想にもえる多数の会員により、多くの奉仕活動を地域社会に対して精力的に行っています。

ロータリーの目的

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。具体的には次の各項を奨励することにある。

  1. 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
  2. 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
  3. ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
  4. 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

四つのテスト

言行はこれに照らしてから

  1. 真実かどうか
  2. みんなに公平か
  3. 好意と友情を深めるか
  4. みんなのためになるかどうか

バナーの由来

大阪平野ロータリークラブバナー
大阪平野ロータリークラブバナー

当クラブのテリトリーである平野は、大阪の中でも最も早く開けた町で戦国時代には環濠と土塁を盛って町を自衛、町民によって運営する自治都市として、堺と共に近世史にその足跡を残しています。太平洋戦争の戦火に遭わなかった平野は、江戸時代の町割りそのままに新旧の町並み、数多くの神社仏閣や地蔵堂などの文化財が点在し、町そのものが博物館だと言われています。

この平野の夏の風物詩は、20万人を越える参詣者で溢れる杭全神社の夏祭。夏祭の主役「だんじり」は、文字通り平野のシンボル。勇壮な9台のだんじりによって繰り広げられる祭に、長い歴史の誇りと、かつて平野を支えてきた人々のエネルギーを見出すことができます。夏祭は毎年7月11日(神興足洗い)から14日(本祭)までの4日間。

この「だんじり」のように、会員がこぞって大阪平野RCを曳っぱっていこうという思いで昭和59年12月の二代目バナーが誕生。デザインは三宅柾年氏。
ちなみに、初代バナーは26名のチャターメンバーの平均年令の若さとその行動力を象徴し、若鷲をデザインしたもの。

大阪平野ロータリークラブ概要

例会場 ホテルモントレグラスミア大阪23F
大阪市浪速区湊町1-2-3
TEL:06-6645-7111
例会日 毎週木曜日 12時30分~13時30分
事務局 大阪市浪速区湊町1-2-3
ホテルモントレグラスミア大阪内
TEL:06-7638-6877(内線2486)
E-mail:hiranorc@lily.ocn.ne.jp
入会金 20万円
会費 年会費 34万円(半年毎に納入)
その他、例会以外の諸会合の参加負担金等があります。
会員数 58名(男性52名、女性6名)
平均年齢 56.12歳
最高年齢 89歳
最年少者 31歳
設立年月日 1975年2月20日

入会案内

  1. 入会するには、原則として本クラブ会員2名の推薦が必要です。お近くの会員にお声掛けください。
  2. 当クラブでは職業分類、身元確認が義務付けられています。できるだけ多様な異業種の人や同じクラブの友人としてお付き合頂ける人にご入会頂きたいと考えています。
  3. 会員選考委員会による面談をお願いします。この委員会の決定により理事会が入会を許可した後、会員全員に公示され、特に異議がなければ入会の運びとなります。煩雑な手続きが行なわれているようにお感じかも知れませんが、末永く年齢、業種を越えた友人としてお迎えする新会員ですから、慎重に会員選考を行っていることをご理解ください。