Rotary大阪平野ロータリークラブ

クラブの活動

第1回若手塾

2016年09月29日 (木)

平成28年9月8日、「第1回 大阪平野ロータリークラブ若手塾」が開催されました。これはクラブで初の試みであり、会員(特に入会歴の浅い会員)の「育成」「成長」「自己啓発」を目的として、青少年奉仕委員会が企画したものです。今後、今回を含めて年4回、開催される予定です。場所は特定しませんが、今回は阿倍野学習センターにて行われました。

中村会員の司会のもと、、福田青少年奉仕委員長の挨拶に続き、いよいよ開幕です。
平野RCの若手会員のみならず、ベテラン会員の参加もあり、また会員企業の社員さん、ゲストの方と、ほぼ満席の盛況状態でした。

記念すべき第1回の基調講演の講師は友藤会長です。テーマは「私とロータリー」。

人には誰でもコンプレックスがある。そんなところから講演は始まりました。友藤会長のコンプレックスは、「どもってしまうこと」だったそうです。幼少期からずっと続いていたそうです。でも経営者となり、RC会員となり、人前で話すことも多くなり、逃げずに練習を重ねることで、それを克服してきたそうです。

会長が一介のサラリーマンから、先代社長の死去によって思いもよらず後継者となり、当時1億5千万円にも上る負債を抱えながらも経営を引き継いだこと、その後、取引業者や金融機関と血の滲むような交渉を重ね、見事に再生させてきたことなど、その壮絶な経営の歴史をお話しいただきました。

また45歳でロータリークラブに入会してから、友や、情報や、相談相手など、有形無形に様々な恩恵を受けてきたことも大きかったそうです。

約1時間に渉り、ほとんど原稿を見ず、自らの言葉で熱心に語られました。

講演後、質疑応答タイムとなり、会員企業の社員さん、ゲストの方、及び会員からも多くの感想や質問がでました。

会長が経営する吉村一建設からも多くの社員さんがお見えでしたが、「社長から信頼してもらっているのが実感できて嬉しいし、それでヤル気も出る」とか、「何でもチャレンジできる雰囲気が良い」とか、自社の感想を述べておられました。

そんなこんなであっという間に2時間が経過し、溝川副会長の挨拶で無事、閉会となりました。

(編集雑記)
第1回目としては、大成功ではなかったでしょうか。特にゲストの方々からあんなに積極的に感想や質問が出てくるとは思いもしませんでした。初めて聞く話しに新鮮さを覚えた人も多いでしょう。真剣に聞き入る場面あり、笑いあり、納得あり、考えさせられることあり。
会長も「どもり」がコンプレックスだったなんて、思えない、見事なお話しぶりでした。
第2回目も楽しみです!