Rotary大阪平野ロータリークラブ

クラブの活動

2015~2016 ICS活動調査報告書

2015年05月18日 (月)

2015年4月24日~29日 倉岡会長エレクトをはじめ5名の会員でミャンマー連邦共和国 バカン空港から車で約3時間 (サリン町)の3つの小中学校とヤンゴンの無料教育僧院へ次年度ICS活動先調査に行ってきました。
 現地では旅行会社経営のイエ・トゥン・ウー氏と通訳のタン・ダイン・ソー氏に協力してもらいました。調査内容としては、現在の生活状態や子供たちの現状について、現地の人々と対談し何が現在必要かなどを聞きました。
 サリン町はバカン空港から約3時間、道路状態も良くなく、関所を6カ所ぐらい通って、やっと着いたかというような場所でした。日本人が戦後初めて来たとも言われました。
 各村への訪問の時は村民全員で迎えてくださり、色々と話を聞いてきました。
 全般的に、雨の降る期間が少なく、高温のため農作物があまり育たないのか、農業や家畜で生計を立てていますが、非常に貧しい村、町でした。
 学校制度は日本と違い、5・4・2年制です。勉学には非常に貪欲な国民ですが、教師も教材も学校もすべての環境が乏しいと感じました。いずれも校舎はあるものの、机・椅子がないとか、雨漏りがひどかったり、床・壁に補修が必要でした。主に村人の手作りで学校が維持されていました。
 それとは異なって、ヤンゴンにある無料教育僧院は、寄付のみの運営で、日本の昔の寺子屋です。生徒は勉強がしたい子供から大人まで1,500人。うち、日本語を勉強する生徒は250人です。ボランティアの教師または僧侶の下で勉強しています。ここは教科書等が不足しているのでお願いしたいとの希望がありました。