Rotary大阪平野ロータリークラブ

クラブの活動

第2026回例会報告

2017年02月24日 (金)

本日の司会は北川副会場監督です。

■来客紹介(北井会員)

本日のゲスト
西田 尚広さん
佐藤 太一さん

■会長の時間
2/21大阪天王寺RCの例会においてゲストとして田島会員と共に参加し、当クラブの国際奉仕について卓話をしてきたとの報告がありました。大阪天王寺RCの50周年に向けて国際奉仕を重点にしたいそうで、活発に活動を行っている平野を参考にしたいとのことでした。ただ、例会は終始、厳かな雰囲気であり、そのあたりは平野も見習わなければならないと思ったそうです。
また紛争解決月間の補足として、「My ROTARY」の記事を引用して、パキスタンのポリオ撲滅の取組状況について、説明がありました。

■幹事報告
・3/7のIM8組合同例会、及び4/22のロータリー・デー開催の連絡がありました。
・3/2に定例理事会を行います。

■次年度会長報告(柿野エレクト)
4/15に新年度の「地区研修・協議会」が大阪国際会議場で開催されますので、出席対象会員は必ず参加してください。

■5分間情報(布川会員)
「ロータリーの友」2月号より、「日本のロータリーが100年を迎えるにあたって」の記事を紹介されました。
そして自分の過去と重なる思いを持たれたようです。布川会員は学生時代に父親がロータリアンだったこともあり、海外留学生を自宅で受け入れしていたそうです。その中から実業家として巣立って行く子もいました。いずれにしても見返りを期待しない奉仕活動だったようです。諸先輩を見習いながら、地道な奉仕活動を継続して行けたらと思っていると結ばれました。

■同好会報告
1.ゴルフ同好会(北井会員)
  3/23ゴルフコンペの件、メールBOXに枚方CCにおける服装等のマナーや注意点などを配布していますので、必ずご確認ください。

■出席報告(福田会員)

■ニコニコ箱報告(阿部会員)
■卓話
本日の卓話は「ロータリー創立記念卓話」として、友藤会長の担当です。

まずロータリーの発祥の歴史を世界、日本、そして平野の順番でお話しされました。

1905年、アメリカシカゴの弁護士ポール・ハリスが「友情とビジネスを混ぜ合わせたら共に有益ではないか」との発想で、3名の友人と共に発足させたのが始まりです。当初は相互利益を重視していたようですが、しだいに親睦が中心となって行ったのです。しかしこの頃にはまだ奉仕の理念はありませんでした。そのきっかけとなったのが弁理士ドナルド・カーターに入会を勧奨したときでした。カーターは当時のRCを単なる利益交換の場に過ぎず、社会的な意義がないとのことで入会を拒否したのです。これにより会員間の互恵関係から奉仕理念へ目覚めて行きました。
そしてシカゴ市の公衆便所設置運動に取り組むこととなり、今の社会奉仕に繋がる萌芽が見られるようになっていったのです。

日本のロータリーは、1920年に米山梅吉氏が東京に設立したのが始まりです。当時は日本銀行、三越、東芝など名だたる大企業が加入したそうです。その2年後には関西にも大阪RCが設立されました。日本のロータリーの特徴として、世界のクラブは会員がその地域外の人達で構成されていることが多いのですが、日本では日本人により構成されていることが多いという特徴があります。

平野ロータリーについては会員数の推移を示すグラフを使いながらの説明です。設立は昭和50年、当初は26名からスタートし、最大65名まで増えた時期もありましたが、次第に減少傾向を辿りました。しかしここ3年は右肩上がりで増強が成功しています。こういった勢いのあるクラブは2660地区81クラブ中でも、3クラブだけです。タイ、台湾、ハワイにも姉妹クラブを持ち、学校建設など国際奉仕を活発に行っています。

ロータリーを通じて我々は成長でき、ブランド力を通じて人脈が拡がるなど、ロータリアンでいることのメリットは計り知れません。最後はロータリアンとして存在する意義を強調されて卓話を締めくくられました。

(編集雑記)
会長、最近の入会年次の若い会員にとっては、ロータリーの歴史や歩みが良く理解できたのではないかと思います。直前会長も本日の卓話を絶賛しておられました。今後も、平野RCを行動と指導力で引っ張って行ってください。よろしくお願いします!