Rotary大阪平野ロータリークラブ

クラブの活動

第2041回例会報告

2017年06月23日 (金)

本日の司会は阿部会場監督です。
■来客紹介(柴田会員)
◎本日のゲスト(卓話者)
 辻本 育広 様(平野消防署長)
■会長の時間
今日は、「ロータリーの友」6月号にある「ロータリー財団100周年を祝う 100年以上続く企業から永続性を学ぶ」の記事を引用して、事業承継についてお話しされました。会長の会社も30周年を迎えるそうですが、常に事業を永続させるかという命題に悩むそうです。倫理観に基づく事業活動を続けることは、ロータリアンの根幹でもある職業奉仕に繋がります。帝国データバンクの調査によると、200年以上続く企業は世界に5千社以上ありますが、その半分以上が日本の企業だそうです。100年以上続く企業となると、3万社は下らないとのことです。自分もあと20年は頑張るつもりですが、息子に円滑な事業承継するためにも、堅実な経営、感謝の気持ち、信用を重んじることを大切にして行きたいと結ばれました。
■幹事報告
・6/15に行われた理事会メンバー引継ぎ会の報告がありました。次週は今年度の最終例会となります。
■委員会報告
◎地区青少年委員会(宮田会員)
・6/20に地区での委員会があり、秋のRYLAセミナーが10/7、8、9に吹田市にて開催されますので、社員さんやお知り合いの青少年の参加をお願いします。
・ロタキッズによる該当募金の案内がありました。6/25になんば高島屋前にて、小学生が盲導犬と共に募金活動を行います。詳しくは本日の週報7Pに記載がありますので、ご協力をお願いします。
◎国際社会奉仕委員会(谷室会員)
・先週、福田会員がミャンマーを訪問され、未完成だった診療所を再度見て来られました。無事、完成したようです。その写真を回覧します。
・次年度もミャンマーへの活動を展開しますが、7/6より、視察にゆく計画が出ています。ただ日程は変更可能ですので、多くの参加をお願いします。
◎次年度SAA(矢地会員)
・例会時の食事は、ロータリーソングが終了してから召し上がって頂くよう、お願いします。
◎次年度国際奉仕委員会(阿部会員)
・10/7にワイキキRCのインターナショナル・フード・フェスティバルがあり、参加できる会員を募ります。詳しくは本日の週報の最終ページに記載があります。
■5分間情報(浅野会員)
・「ロータリーの友」6月号にある「ロータリー財団100周年を祝う 100年以上続く企業から永続性を学ぶ」の記事を紹介されました。世界で100年以上継続している企業のほとんどが、実はファミリービジネスなのだそうです。日本の企業は97%、上場企業の53%がファミリービジネスだそうで、そういったこともあって今、世界的にも見直されています。一般的には同族企業には悪いイメージがあるようですが、父親から子の代へ、世代間の開きがあるところで承継されることで、イノベーションも起こりやすく、変化に対応できるのです。事業承継と言う観点からみると、ファミリービジネスは非常に有効な手段だと言えます。
■同好会報告
◎野球同好会(田島会員)
・28日の甲子園大会を控え、27日に前夜蔡があります。参加される方は、田島会員までお知らせください。
■出席報告(北井会員)
■ニコニコ箱報告(北川会員)
■卓話
本日の卓話は平野消防署署長の辻本 育広 様にお願いしました。分かり易いスライドを使って、①消防の役割、②大阪市の災害発生状況、③大阪市の消火戦略について説明していただきました。
概要は以下の通りでした。
①消防の役割には主に、消火・救助・救急・予防・地域活動があり、地域密着型の活動を行っていること。
②20年前と比較すると、火災件数は減少しているが、救急や救助活動などその他は、軒並み増加していること。適切な救急要請をお願いしたいこと。大阪市は他都市と比較して件数が多く、平野は市内で2番目に多いこと。火災の原因は放火が一番多いこと。
③大阪市の戦略的取組みとして、消防車の小型化、地域特性に応じた消防隊出場、高所カメラの配置、迅速な出場体制、放水開始時間の短縮を行っていること。
また、DVD放映により、大阪市消防局の様々な活動(消火・救助・航空隊・水上消防・査察・訓練・防災教育など)について、理解を深めることができました。
最後に会員との質疑応答があり、非常に貴重なお話しを聞かせていただきました。
(編集雑記)
消防隊員の皆様、今更ながら、市民の安全・安心のために日夜、励んでいただいているのが改めて良く分かりました。正義感、倫理観を持って社会に奉仕する姿。まさに職業奉仕ですね。これからも大阪のため、市民のため、よろしくお願いいたします。