Rotary大阪平野ロータリークラブ

クラブの活動

第2072回例会報告 3月1日

2018年03月02日 (金)

本日の司会は中村副会場監督です。

■来客紹介(北井会員)

・本日は来客はありませんでした。

■入会式
・竹之上会員(柴田会員の推薦)
・石原会員 (友藤会員、時田会員、山下会員の推薦)
・吉川会員 (        〃        )

■誕生日お祝い
・川上会員、友藤会員、北川会員、吉川会員

■皆出席表彰
・吉原会員(連続43年)、宮田会員(連続5年)、北川会員(連続3年)

■会長の時間
本日は、ロータリークラブの創始者、ポール・ハリスと、ロータリーに奉仕の理念を持ち込んだアーサー F.シェルドンについて、お話しされました。
草創期のロータリーは、ポール・ハリスによって親睦と物質的相互扶助を目的として設立されました。当時の米国には他にも諸団体があったそうですが、庶民的で、各自持ち回りで開く会合の頻度や、独特の職業分類の考え方などにより、瞬く間に拡大を遂げて行きます。
そんな中、入会を勧められたシェルドンは、利益追求のみに走り、モラルが低い経営が蔓延している現状を嘆き、親睦と相互扶助だけではダメで、後にロータリーの「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」の標語の原型になる奉仕の理念を提唱し、ロータリークラブの性格は大きく変わって行くことになるのです。

■幹事報告
・本日例会終了後、定例理事会があります。
・台湾への義援金にご協力お願いします。
・3/22 例会は場所がニューオータニ、時間が18時からですのでご注意ください。

■次年度理事会(中村会員)
・次週3/8例会終了後、次年度理事会を開催します。

■同好会報告
◎ゴルフ同好会(田中会員)
・4/9第169回ゴルフコンペ開催の案内。
・6/9、10にかけて1泊ゴルフコンペを白浜で開催します。

■出席報告(蔡会員)

■ニコニコ箱報告(矢地会員)

■本日の卓話は、「水と衛生月間によせて」と題して、北井会員が担当です。日本に住んでいると認識し難い問題ですが、世界的にはまだまだ満足な飲み水やトイレすら整備されていない国が多いのです。
1日で何人の子供たちがこういった問題が原因で亡くなっているのか? 2,000人だそうです。コレラや赤痢などに罹患して命を落すのです。
アフリカ諸国や西アジア、フィリピンなどで安全な水が供給されていません。またアフリカ諸国を始め、ラオス、ベトナム、カンボジアなどでは基礎的な衛生設備へのアクセス率が低いとされています。
水や衛生設備の普及が遅れている国では、識字率が概して低い相関関係にもあります。子供たちが遠路はるばる時間をかけて水を汲みに行く必要があるからです。
現在、世界人口は76億人ですが、なんと20億人が綺麗な水を飲めず、45億人が満足にトイレを使えない状況です。
これまでロータリーでは、様々な補助活動を行ってきました。国際的には、太陽光発電による浄水システムや、衛生習慣改善活動などです。平野RCにおいては、1887年、タイにおいて清水宣言活動に参加、2002年にはカンボジアで井戸3基を贈呈、2007年にはタイにてろ過システムの贈呈を行ってきました。

(編集雑記)
平野RCでもこの問題に海外で取り組んで来たのですね。入会暦2年半の小生は、全く知りませんでした。先人の苦労や努力には常に思いを致すようにしなければなりませんね。